南アルプス登山者協力金とは

南アルプスの自然環境を
未来につなげるために

 「登山道は誰が、どのように維持管理しているのか。高山植物などの貴重な自然は、誰が、どのように守っているのか。」考えたことはありますか。
 南アルプスの登山道の維持管理や高山植物の保護などの活動は、主に地元自治体や国、山小屋などによって担われてきました。
 しかし、近年、集中豪雨や登山者の増加に伴う登山道の荒廃、地球温暖化が一因と考えられるニホンジカの増加に伴う高山植物の食害の深刻化など、様々な問題が発生しており、限られた財源や人手の下では、南アルプスの自然を守っていくことが難しい状況になっています。
 そこで、南アルプスの美しい自然を未来につなげていくために、登山者の皆さんにもご協力をお願いする登山者協力金の取組を始めることにしました。
 南アルプスを愛する皆さんに、南アルプスの自然を守る役割も一緒に担ってもらいたい、そんな思いから始める取組です。是非、ご協力をお願いします。

南アルプス登山者協力金について

南アルプスの自然環境の保全のために、
登山者の皆さんにご協力をお願いする
任意の協力金です。

協力金の使途

いただいた協力金は、 登山道の維持管理、道標の整備 高山植物の保護
(ニホンジカによる食害対策など)
携帯トイレの普及 登山安全対策 に使用させていただきます。

協力金の実施期間

2025年6月1日から、協力金の受付を随時行っています。

協力金の金額

1回の登山につき、一口500円として、ご希望の口数でご協力を願いします。

一 口 500円
口 数 1口から

登山者協力証

協力金にご協力いただいた方に、登山者協力証をお渡ししています。

登山者協力証について詳しく見る

協力金の支払い方法

電子決済(クレジット決済等)

以下の二次元バーコードを読み取り、電子決済により登山者協力金をお支払いただけます。

登山者協力金二次元バーコード
現地での支払い方法
1.山小屋等の協力金箱で現金支払い
協力金箱を設置している施設にて現金で協力をお願いします。
伊那市仙流荘、北沢峠、こもれび山荘、長衛小屋、馬の背ヒュッテ、仙丈小屋、塩見小屋
飯田市芝沢ゲート池口岳登山口尾高山登山口、聖光小屋、しらびそ高原天の川、アンバマイ館
大鹿村鳥倉林道登山口手前越路ゲート、鳥倉登山口、三伏峠小屋、大鹿村役場、塩の里直売所、道の駅歌舞伎の里大鹿
2.掲示板でQRコードから電子決済
上記の赤い文字の施設に、協力金を呼びかける掲示板を設置しています。そこからQRコードを読み取って電子決済をお願いします。